本を読むこと・自分を知ること

2017年2月本を読むこと・自分を知ることわたしは本が好きです。町の図書館の貸し出しカードは夫の分までW使用。本屋に入れば、本(インク?)の匂いでリラックスするからか…よくトイレにいきます。

先日、図書館にリクエストして手元に届いた「黄色いマンションと黒い猫」。永遠のアイドル、キョンキョンのエッセイ集です。アイドル時代から、ずっとファン…のはずなのに、その理由がイマイチ不明…歌をきいても、舞台を見ても、何に惹かれてるのか、よくわからなかった。

大きな期待なく読み始めた本ですが、思わぬ収穫。

人の善意と悪意、生と死が、どちらもアリでちゃんと描かれている。ドライなようでウェットな筆致。わたしはこの女性の「基本、キッパリしている。なのに、もう本当に、どうしようもないことも引き受けちゃう」ところに、強く惹かれているんだなと、ずっと感じていられた。

不思議なもので、それは、自分の大切にしていることと重なっていた。若かりし頃のわたしがそこまで無意識に感じてファンになったかどうかは不明のままであっても、なにはともあれ、どうしてキョンキョンが好きなのか?という命題に対する私的答えは見つけられた。小さいことだけど、自分について1つ謎が解けたわけで、とてもスッキリした。

本を読む時、ただストーリーを追っているよりも、読んでいる自分の感じていることに注意を向けて、自分について知ることができると、ずっと面白い。自己探求という点でみれば、読書もヨガだと思う。

スワミ・クリパルの「最高の精神的実践は自己観察である」という言葉通り。
何をしていても、「自分を観察する」という視点を忘れなければ、それはヨガの実践になる。

もしなんとなく惹かれるものがあれば、本でも、ヨガのクラスやワークショップでも、手に取り、参加するといい。本に書いてあることや、ヨガ教師が話すことを理解するだけじゃなく、そこで自分が何を感じているかに注意を向けると、そこから自分の大切にしていることや、惹かれた理由が、きっとわかる。春は直感を、信じてみるのもいいかもです。

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