VOL.02 「生き方の指針になったクリパルヨガ」長谷江利子さん

クリパル・ジャパンのプログラムは、どこから学び始めてもよいようにデザインされており、それぞれのペースで通うことができます。このインタビューでは、生徒の皆さんの体験談をご紹介していきます。

今回は、受付スタッフでもある長谷江利子さんに、<20年近くに渡るクリパルヨガとの関わり>についてお話しを伺いました。

私がクリパルを続ける理由

クリパルヨガと出会ったきっかけを教えてください。
学生時代にラジオ番組のアルバイトをしていたのですが、そこで米国のクリパルセンターのワークショップを取材したことがきっかけでした。もともと、神秘主義やニューエイジ、精神世界、宗教といったジャンルに興味があり、いつかアシュラム(修行道場)で修行したいと思っていたほどです。ヨガにも自然と興味を持ち、クリパルセンターが発行するパンフレットなども取り寄せるようになりました。

その後、江利子さんはクリパルセンターでボランティアをされましたね。ぜひ、その経緯を聞かせてください。
学生だった当時、就職難だったこともあって、就職活動に乗り気ではありませんでした。クリパルへの興味も高まっていた時期だったので、大学を卒業した直後に、思い切って渡米し、クリパルセンターのボランティアプログラム「Spiritual Life Training(SLT)」に参加したのです。現在のクリパルセンターは非営利の教育機関ですが、当時は一人のグルに献身するアシュラムとして開かれていました。インドのアシュラムを訪れるには勇気がなかった私にとって、米国にある現代的なアシュラムの存在は、夢を実現するのに願ってもない場所でした。

◎江利子さんがSLTに参加するまでの経緯は、スタッフブログでもご覧いただけます。

クリパルセンターでのボランティア経験はどうでしたか?
ボランティアをするなかでの最大の学びは、社会生活を送りながらもヨギ(ヨガの修行者)でいられるということでした。それまでは、修行するにはアシュラムや山に隠るなどして、社会から離れるしかないと思っていたので、固定概念を気持ちよくひっくり返されました。また、本などで読むと神秘的に感じられる教義が、日常生活で実践的に使えるものだということも教えてもらいました。クリパルヨガは、私がもっていた神秘主義などへの憧れや興味と、日常生活との間に架け橋を与えてくれました。

日本へ帰国後、クリパルヨガとはどのように関わっていたのですか?
クリパルセンターを訪れる前から、Toshiさん(クリパル・ジャパン代表の三浦徒志郎)とは面識がありましたので、帰国後はToshiさんのクラスに参加させてもらうようになりました。クラスに通えるのは月に数回でしたが、マットの上で1~2時間練習することが、自分の内面を観る時間になりました。その後、集中コース「クリパル・ステージ」に参加し、ヨガ体験を通して自分の中心、ゆるぎないものにつながっているという実感をもてるようになりました。この体験を経てから、仕事上でのコミュニケーションに自信がもてるようになったり、物事に執着しないというあり方を身につけられるようになったと思います。

江利子さんがクリパルと出会ってから15年以上経った後、クリパル・ジャパンの受付スタッフとして関わってくれるようになりました。より頻繁にレギュラークラスに参加していますが、続けることの効果を感じますか?
受付スタッフになってから、週3回ほどレギュラークラスに参加するようになりました。大きな変化は、体重が減ったこと!でも、コアの筋肉は増えたので、持久力は上がりました。レギュラークラスに参加し続けることで、「自分も何かにコミットできるのだ」という自信が生まれました。振り返ると、以前は疲れているのが当たり前だったのですが、今はその不調がないことに気づきます。

2014年には、クリパルセンターでの教師トレーニングにも参加されましたね。
私はヨガとは全くかけ離れた職種の仕事・世界にいましたが、クリパルヨガは、私の生き方に大きな影響を与えてきました。クリパルを通して私なりに得たものを他の人とシェアしたいと思ったことが、トレーニングに参加した理由です。私自身が日常生活で使っているツール、たとえば、SLT時代に習ったAAA(Acknowledgement:認知する、Accept:受け入れる、Adjust:調整する)というアプローチ法や呼吸法などを紹介したいと思いました。

教師トレーニングを修了した今、江利子さんにとってレギュラークラスとはどんな場なのでしょうか。
自分で一人で練習する時は、体が望む通りに動ける自由がありますが、同時に「次はどうしよう」というマインドも働きます。レギュラークラスに参加するときは、マインドや意思をそこまで使わずに、教師の声に従って、体の動きやその変化、感覚に純粋にフォーカスできるのが良いところです。その一方で、「私だったら、どうやって伝えるだろう?」という問いかけを持つこともできるので、学びの機会にもなっています。

最後に、江利子さんにとっての「クリパルヨガの可能性」について聞かせてください。
ストレスに囲まれている現代社会において、クリパルヨガは多くの人にとって有益なものだと思います。精神的なバランスを崩しそうになったとき(誰にでも起こることですよね)、真ん中に戻してくれる、また自分とのつながりを思い出させてくれるツールになり得ます。弱っているときだけでなく、強がっているとき、自分を良く見せようと頑張っているときも、クリパルヨガはちょうどよいバランスにいるときの自分を思い出させてくれます。
また、フィジカルな面においても、日常生活であまり使わない筋肉を使ったり、リンパや血液の流れをよくして、毒物を排出する手助けになり、疾病予防や健康維持に有効です。
やっとクリパルヨガ教師になったので、これからは教師という立場から、より多くの人とクリパルヨガの体験を共有する機会を増やしたいです。また、一生続く学びの道に入ったと感じているので、これからも好奇心をもって、ヨガの勉強を続けていきたいと思います。

プロフィール

長谷江利子さん/ラジオ番組制作会社勤務後、アーティスト・マネージメントやイベント制作に長年携わる。2012年よりクリパル・ジャパンの受付スタッフとして勤務。2014年1月に米国クリパルセンターにてクリパルヨガ教師トレーニングを修了。現在、カフェやプライベートなどでヨガのレッスンも行っている。

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