体に対するイメージ:体の硬さ③

「クリパル・エクスプレス」Vol.3(2007.07.02発行)より抜粋

私たちは、自分の体に対して様々なイメージを抱いていますが、そのイメージが必ずしも現実の自分の姿であるとは限りません。端から見れば羨ましいほど美しくバランスのとれた体の持ち主でも、本人は、むしろ逆に非常にネガティブに捉えている人もいます。自分の体に対して抱いているイメージと現実との間にギャップがあるのです。

体の硬さや柔らかさに対するイメージにも、同じようなギャップが生じることがあります。これは、ヨガを長年続けた人でさえよくあることです。このようなギャップを抱えながらヨガを続けていると、「自分はもっと柔らかくならなければ!」と思ってストイックに自分を律しよう と努めますが、そもそも、現実に対する認識がズレているので、その努力がいつまでたっても実りません。すると、結果が出ない自分を責め始め、さらに自分に発破をかけるので、そうすること自体が苦痛の連続となります。

ヨガをする時に体が硬いと感じる人は、硬く感じる体の部分とそうでない他の部分とを混合しないこと、力を入れる箇所と抜く箇所を区別する知識を習うことが必要です。そして、時には、自分の体に対するイメージが本当に正しいのかどうかということを再確認することもとても大切なことだと思います。

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