体に対するイメージ:体の硬さ④

「クリパル・エクスプレス」Vol. 4 (2007. 07. 18発行)より抜粋

硬くしている体の部分とそうでない他の部分とを混同しないように、クリパルヨガではプレスポイントという力を入れるポイントを学ぶという話をしました。それによって、必要なところに力を入れながらも、必要ない力は抜いてリラックスしていられるのです。また、自分の体に対して「硬い」と思っているのは本当なのか。自分の体に対するイメージと実際の体との間にギャップはないのか。それらを探るためには、自分の体を感じとる注意力がヨガでは必要です。

そのために大切なことは、心にゆとりを持つことです。「ヨガをするとリラックスする」というのは、確かに一理ありますが、逆もまた真理です。まず最初に、心がリラックスするからこそ、ゆとりのあるヨガができるのです。ポーズを完成させることに慌てていると逆効果です。先を急ぐ心を静めて、自分の中で起きていることをゆっくりと感じとっていくゆとりが大切です。

心のゆとりは、心を集中させてくれます。心の集中は、感じ取り、観察する能力を高めてくれます。それがあって初めて硬くしている箇所とそうでない箇所、力を入れるべき箇所と力を入れずにリラックスする箇所との区別をすることができるのです。ヨガは、人に言われた知識に頼ることでもなく、体を機械のように鍛えることでもなく、慌てずに自分の心と体と向き合い十分に味わうことによって自分自身を理解するプロセスなのです。

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