ヨガで繋がること①

「クリパル・エクスプレス」Vol. 30(2009.06.01発行)より

ヨガには、融合とか結合という意味があるが、では何と何の融合なのか?心と体、神と私、自然と人間、etc.。いろいろな組み合わせが考えられるだろうが、いくつかのものが繋がっている状態そのものがヨガであるとも言えるだろう。では、どう繋がっているのか、また、どうしたら繋がれるのか?物や人と繋がることが希薄になっていると言われている現在、自然、社会、家族、様々な環境の中での、関係性や関わり合い、ボクたちの抱えるほとんどの問題はこの関係性から来ている。

結合という意味のヨガの実践が、この関わり方や繋がる方法を教えてくれるものであるなら、それはボクたち現代人にとっても非常に重要なツールとなるだろう。ヨガをしている自分にとって興味があるのは、まさにその繋がり方の部分だ。次回は、ヨガと繋がるということについて触れてみたい。

ところで、今、1歳の長男を胸に抱えながらこの原稿を書いている。この子はどういうわけか、垂直に抱かないと嫌がって寝てくれないので垂直ベービーと呼んでいる。寝ている隙に、自分は仕事をしているのだが、時には、垂直に坐ったまま一緒に寝かせてもらっている。息子よりも早く目覚めると、「しめしめ今のうちに」と、また、次の仕事に取りかかる。逆に先に起きられると、「あれ、起きちゃった!」と自分の都合ばかり言っている。

おっぱいを出せない男としては、せめて自分の平らな胸でスヤスヤ寝てくれる時の息子との時間はとても大切だ。親を信頼して委ねてくれている。その体のどっしりとした重さや呼吸の動き、肌の温もりを感じて、寝息を聞いていると、この上ない安堵感や親子の繋がりを感じる。

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