ヨガで繋がること⑥:受けとめる心

ヨガ(=繋がること)とは、さまざまな関係性の中で生きて出会う現実に対して、自ら「関わろう」という主体的な意志と、その体験に対して「受けとめよう」というオープンな心の安定や信頼を育む道のりだと思う。

クリパルヨガでいうステージ1の強い意志によって立ち向かうコミットがあって、初めてステージ2から3の心をオープンにしてプラーナ・エネルギーを受け入れる準備ができる。

そして、ステージ3のテーマである「委ねる」という体験には、まず心が「オープン」であること。そのためにはリラックスしていること。リラックスした空間があるから、起きていることをしっかりと感じ取り、観ていられる。さらに「受け入れる」こと。

現実に対して自分が何とかしよう(doing)とするのではなく、自分を超えた大きな力によるプロセスを信じ、ただ、今に留まる(being)ことだ。

時には強く、時にはやさしく、何もせずに、ただ、今に留まる体験の中から、当たり前過ぎて気づかなかった自分と周囲との繋がりが見えてくることがある。何の期待もせずに「今」に留まる。そこから初めて他との新しい展開が創造される。何かを得ようとすることもなく、今ここにいることだけで幸せを感じられるような純粋な心の状態。そのような心が、いわゆる「愛」というものなんだと思う。

神は愛だと言われることがある。神の存在がすべてを受け入れるという象徴であるなら、それも理解できる。現実と関わり繋がる体験であるヨガは、まさに愛の表現であり、神との融合体験もここからくるのだろう。

ヨガをして自分を変えようとか、何かをしようとしているときは、自分の中で繋がりが起きていない。何もしなくても、自分がこのままで完結している、そのことに気づく愛がヨガなのではないかと思う。

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