クリパルヨガの特徴⑧:アメリカ的指導法

クリパルヨガの特徴は、何と言ってもその指導法にあるでしょう。東洋の伝統的修養法であるヨガがアメリカに渡り、その文化や社会の中で適応していくために、ヨガに対する捉え方や、その指導法に西洋的な世界観や教育方法が取り入れられたのは当然な経緯です。
自分は、大学3年まで日本の教育を受けていたのですが、中学頃から授業がつまらなくて、好きな本を読んだり、居眠りしていることがよくありました。なのに、そんな自分でも2年間のアメリカ留学時代で授業中に居眠りすることは一度もなかったのです。英語だからしっかりと聴かなくては分からなくなるということもありましたが、指導方法がとても面白いので、退屈することがなかったのです。

クリパルセンターで最初にプログラムを受けたときも、同様な印象を受けました。日本のヨガの合宿で体験するような、指導者の一方的な講義や指導で終止するのでなく、まず、生徒に何かを体験させ、その体験をシェアさせ、そこから学びを導き出すという方法を取っていたからです。

この体験させ、考えさせ、自ら答えを出させるのは、自主性を重んじるアメリカ教育の優れた点です。これは、個人を尊重し、民主主義を勝ち取った歴史を持つアメリカならではの教育法でしょう。

自分がクリパルヨガに興味を引かれるのは、このアメリカ的指導法を東洋の精神修養法に持ち込むことで、ややもすれば抽象的で分かりにくいヨガを、自分たちの体験レベルで分かり易い領域にぐっと近づけてくれたことにあります。

この指導法が顕著に現れるのは、一般のドロップインのクラスではなく、ワークショップや集中コースにおいて、シェアリングや傾聴、判断しない自己観察などにその特徴が大きく出ています。

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