チャクラ

チャクラとは、サンスクリット語で「車輪」や「輪」のことですが、一般には、身体の中に流れる生命エネルギーのセンターのことです。人間の体には骨盤底から頭頂部までの中心軸に沿って7つのエネルギー・センターがあると言われています。チャクラが開いていると、エネルギーの出入りがスムーズで、反対に閉じているときは、流れが停滞しがちです。ヨガは、プラーナの流れを活性化させるので、チャクラを開く働きがあります。

それぞれのチャクラは、異なった特徴があり、解剖・生理的にも、さらに心理的、社会的にも、諸々の要因に影響を受けていると思われます。たとえば、下半身に位置する第1チャクラは生存や安定と関連があります。

伝統的に床に座る生活を中心とした農耕民族で、家族や地域との繋がりの深かった日本人にとって、第1チャクラは安定して開かれていたとも考えられます。しかし、ライフスタイルが西洋化し、椅子に腰掛けた事務仕事が増え、しかも、核家族化が進んできた現代は、一般に足腰が弱くなり、生存そのものに対する不安を抱くことが多く、下半身のチャクラが閉じていると言われています。そんなときに、ヨガで下半身を開き、強化するアーサナを練習すると、肉体面ばかりでなく、心理面でも安定感が戻ってきます。

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