プラタパーナ

プラタパーナとは、聖なる火を燃やすという意味を持ったサンスクリット語です。クリパルヨガでは、一般的にウォームアップのことを指しています。もともと、東洋人と比較して、アメリカ人の多くは、運動不足で体が固かったり肥満だったりするので、ケガをしないように、体を十分に温めほぐしてからヨガのポーズをしていました。
アメリカで広がったクリパルヨガは、昔から実にたくさんの種類のウォームアップがありました。しかも、最初は、準備運動の一環としてウォームアップをとらえていたのが、しだいに、それだけではない、もっと重要な要素を含んでいることに気づいていった経緯があります。

例えば、、、

1、シンプルな腕の上げ下げといった動きは、正しい動きとか間違った動きというものではなく、それだけに人と比べなくてもいいので、誰にでも安心して楽にできる。
2、簡単な動きをしながら、しだいに、今日の体の状態に気づき、体調を確認できる。
3、体のさまざまな関節や筋肉を動かしていくのでエネルギーが全身に行き渡る。

安全で誰にでもできる。気づきを自分の内面に向ける。エネルギーを活性化させる。どれも、クリパルヨガで大切にされている重要なポイントです。

しだいにウォームアップは、それ自体が非常に精神的な行為でもあり、単なる準備運動以上のものであると見なされるすようになってきました。それほどに、他のポーズや呼吸法といったヨガの手法と同等に価値のあるツールであるとの理解から、ウォームアップ以外にもっと適した言葉がないかと探していったら、プラタパーナという言葉を発見したというわけです。

クリパルヨガのクラスを受けると、ゆっくりとしたものから、激しくスピーディーなものまで、いろいろなプラタパーナがありますが、ポーズが始まるクラスの前半ばかりでなく、ポーズとポーズの間にあったり、時には、クラスの最後の方にあったりもします。それぞれが、プラタパーナのもつ効果を意識して、教師が意図的に使っているのです。

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