フェニックス・ライジング・ヨガセラピー(PRYT)

フェニックス・ライジング・ヨガセラピー

フェニックス・ライジング・ヨガセラピーとは

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フェニックス・ライジング・ヨガセラピー(PRYT)は、心と体と精神の調和を促すヨガにダイアログを取り入れたクライアントの主体性を尊重したヨガセラピーです。身体感覚を通して、クライアント自身が内面の声に耳を傾け、人生に必要な選択をすることをサポートします。

PRYTの特徴

フェニックス・ライジング・ヨガセラピー心と体の関係
体で起きていることは心の表われであり、逆に、心で起きていることは体に反映されます。PRYTでは、この両者の深い関わりに注目することで心と体の調和をめざします。

内面に宿る「知恵」
私たちが知りたいと願っているものは、すべて自分の内面にあります。ちょうど、体が自らの知性によって内臓や神経やホルモンのバランスを保っているように、私たちの意識の奥には、本来、何が必要であるのかを知る能力が備わっているのです。この誰もが生まれながらにして持っている能力を知恵と呼びます。

治すのではなく、気づきを促す
真の癒しは内面から生じてきます。そして、その癒しとは、自らの「気づき」が伴うものです。PRYTでは、体や心の症状を治すことではなく、あるがままの自分自身のあり方を体験的に理解することを重視します。そのために、身体感覚や心の中で起きる思考や感情などに対する「気づき」が促されるようなサポートをします。

クライアントの主体性を重視
特定の道徳感や価値感にクライアントを誘導したりアドバイスをすることはしません。それは、本人が内なる知恵を信じる力づけにならないからです。内面で起きていることが何であれ、自分自身の学びのプロセスであることを理解し受容する本人の主体性をサポートします。


PRYTの個人セッション

60~75分ほどの個人セッションは、身心で起きるさまざな体験に気づきを向けるヨガと、それらの体験を統合するインテグレーションで構成されています。

ヨガの体験
ヨガの中では、クライアントはプラクティショナーにサポートされながらポーズに入り、呼吸に集中しながらエッジと呼ばれる深い身体感覚の生じるところを探っていきます。そのポーズをしばらく保ちながら、体の痛みであれ、心の感情や思いであれ、何の判断も評価もせずに、そこで起きていることに気づいていきます。
プラクティショナーはクライアントに深い呼吸を促したり、いくつかの問いかけをすることでクライアントの意識が内面の体験に集中するようにサポートします。

統合
ポーズからリリースした後は、セッションの統合が始まります。セッション中に気づく多くの体験は、日常での自分の感じ方、物の見方、生き方などと密接な関連があります。その関連性を理解してから内面の知恵に注意を向けていくと、セッションで起きたあらゆる体験が統合され、そのことの意味が明確になってきます。本当に知りたかったことのすべては自分の内面にあります。

PRYT体験後の日常生活での変化
セッション後には、多くの場合、体と心精神が調和され深い安らぎと力強さを感じていることでしょう。しかも、自分の人生で次に望むことやすべきことがより明晰になってきます。PRYTの体験は、普段、無意識で気づかないでいる体や心の中で起きていることへ意識を向けていく練習となります。その意識化の繰り返しが、日常において、より多くの選択肢と主体的に決断したり行動したりする力となって表われてくるのです。

セッションを受けるために
セッションを受けるために、ヨガの体験や体の柔軟性や筋力は必要ありません。老若男女、誰でも安心して受けることができます。外傷や病気からのリハビリをしている人にとっては、安全で自然な回復へ向かう貴重なステップとなるでしょう。今までにヨガ、瞑想、心理療法などをしてきた人は、その理解がさらに深まることでしょう。より自分らしく生きたい、より有意義な人生を歩みたいと願うのであれば、それだけ多くを得るものと信じています。


PRYTのグループ・セッション

PRYTに基づいたグループ・セッションは、ケガのリハビリから、癌、心臓病、高血圧、ストレス関連の症状を訴える対象者や、特定のグループ(青少年、マタニティ、教師など)を少人数で対応する8週間のプログラムで、「ウィークリー・セッション」「ホーム・プラクティス」「全日リトリート」から構成されます。


PRYTのトレーニング・プログラム

2015〜2016年に、日本初となる国際ヨガセラピスト協会(IAYT)認定「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー・トレーニング」を開催しました。
次回は、2017年11月の開催を予定しています。
なお、トレーニングの受講を希望されている方は、事前にPRYTの個人セッションを体験されることをおすすめします。


創始者について

マイケル・リー
教育学と心理学を専攻したオーストラリア出身のマイケル・リーは、1984年より米国のクリパルセンターにてヨガの指導と研究に従事。1980年代後半から始めたPRYTは、現在、米国を中心に注目され反響を呼んでいる。著書に「フェニックス・ライジング・ヨガセラピー:肉体から魂への架橋」(翻訳中)がある。

関連リンク
PRYTは、米国のNational Board for Certified Counselors (認定カウンセラー全国委員会)によって、continuing educationの一環として認定されています。
●Phoenix Rising Yoga Therapy
●National Board for Certified Counselors


よくある質問

PRYTでは、ヨガのどのような要素を重視していますか?
ヨガとは、私たち一人ひとりの「内に存在する知恵」に触れることによって、自分の人生に対し責任をもち、自立した生き方をめざすものです。しかし、私たちのほとんどは、その知恵から何かを学ぶ代わりに、自分たちをそこから切り離し、親や先生といった外からのアドバイスに頼る生き方をします。自分がどのように生きるかという重要な課題さえ、外部の要因に惑わされてしまうことがあります。
ヨガとは、そのような外に目を向けた生き方から、今一度、意識を内側に向けることです。自分の体験に基づいた「内面からの気づき」を、自己成長と学びの道具とするのです。それによって、クライアントがより主体的に関われるように手助けするのが、PRYTです。
ヨガのポーズをするPRYTは、腰痛などの慢性的な凝りや痛みにもよいのですか?
PRYTでは、プラクティショナーの補助によって、ヨガのポーズを無理なく行なえるので、体の緊張はほぐれ、肉体症状は和らぎます。しかし、目的はあくまでも、クライアントの気づきを促すことであり、症状そのものを除くことではありません。慢性的症状の多くは、精神状態と密接な関連があります。セッションの中で自らの心理的緊張に気づくことで、慢性の肉体症状が軽減することもあります。
治さなければ、何もよくならないのではないですか?

「治す」「治さない」というのは、心身状態を「良い」ものと「悪い」ものに分類するところから生じる見方です。PRYTでは、どのような心身状態に対しても特定の価値判断を加えることはしません。すべての体験は、本人の統合(インテグレーション)に必要不可欠なプロセスとして尊重します。起きている現実をあるがままに気づくことが、内面の変革に繋がっていくからです。自分の内面が変わりはじめるとき、「治すべきこと」が、「治さなくてもいいこと」として捉えられはじめることも多々あります。
PRYTの特徴は何ですか?
このヨガセラピーの特徴はヨガの理論と実践法をベースにしていることと、クライアントの主体性を尊重し、本人の気づきを促し、理解を深めるダイアログによって成り立っていることです。
クライアント主体とはどういうことですか?
まず最初に、PRYTのセッションでは、ヨガのポーズの種類から、保持する時間や力の加減など、すべてをクライアントの主体的な判断と自由な選択に任せます。プラクティショナーは、クライアントが内面で起きていることに集中できるように、呼吸や肉体感覚などに注意を向けるように補助するだけです。
二番目に、クライアントの気づきは、あくまでも本人の内面から生じるものであり、プラクティショナーがアドバイスしたり、誘導したりするものではありません。本人が何を体験しようと、すべてを必要なプロセスとして全面的に受け入れサポートします。これらの理由から、PRYTは、あくまでもクライアント主体のセラピーなのです。
PRYTはどのようなクライアントが対象となるのですか?
PRYTは、あるがままの自分に対する意識を深めていくためのものです。悩みの解決に焦点があるのではなく、充実した人生を築くための障害になっている先入観や囚われていた価値観などに気づき、そこから自分を解放して、より多くの可能性と選択の自由を持ちながら行動できるようにするものです。したがって、自己をより向上させたい、より有意義な人生を歩みたいと願う人であれば誰が受けても得るものがあります。
PRYTにクライアントが依存する傾向はありませんか?
PRYTはクライアントを治すのでもなければ、クライアントに欠けているものを提供するのでもありません。クライアントは、自らの気づきによって自分自身と向き合い、内面の知恵にアクセスしていきます。プラクティショナーは、クライアントの学びのプロセスを尊重し自立と主体性をサポートするものですから依存する心配はありません。ただ、瞑想やヨガなどの心身鍛練法を生涯継続していくことに価値を見い出す人がいるように、PRYTのセッションをある程度、長期間、定期的に受けることに価値を見い出す人もたくさんいますが、それは依存とは言えません。どの程度の頻度で受けるかはクライアント本人が決めることですから、依存というものはありません。
基本的に、ヨガを実践していれば、PRYTで求めることは、得られるのではないですか?
基本的には、その通りです。しかし、そのためには、日頃の長く継続した実践が必要になります。しかも、ヨガの体験は、自分の中で起きていることにどれだけ気づいていられるかという、個人的な意識のあり方に大きく影響を受けるものです。したがって、どれほど長年実践しても、明晰な意識がなくては、密接に関わり合う体・心・精神の関係性を理解するのは簡単なことではありません。
PRYTの利点は、プラクティショナーの補助によって、クライアントはポーズの保持を完全にリラックスして委ねられることです。そのリラックスして安定した状態によって、意識を自分の中で起きていることだけに集中できます。この安定し集中した意識状態によって、一人だけの実践ではなかなか気づかないほどの深い体験が促されてきます。
PRYTのセッションはどのくらいの頻度で受けると効果的でしょうか?
初めのうちはセッションに慣れ、本人の得られる効果が高まるように、1〜2週間に1回程度に繰り返し、一旦慣れたら、クライアントの必要に応じて、数週間〜数ヶ月ごとに継続するといいでしょう。瞑想やヨガなどの心身鍛練法を生涯継続していくことに価値を見い出す人がいるように、PRYTのセッションをある程度、長期間、定期的に受けることに価値を見い出す人は多くいます。その人の必要な時期に必要なだけ受ければいいと思います。
ある程度のヨガの経験があった方が、PRYTによって得る成果が大きいのではないですか?
ヨガの実践をしている人が、PRYTを受けることは、今まで積み上げてきた集中力や意識によって、ヨガや自分に対する理解が飛躍的に拡大する可能性があります。しかし、ヨガの未経験者でも、それによって心身の深いリラクセーションと本来の自分に触れることの深い安らぎを得る人はたくさんいます。

The yoga therapy components of our sessions/courses/training are based on Phoenix Rising Yoga Therapy, not derived from our status as a RYS with Yoga Alliance Registry.