カルマについて⑤:カルマヨガ

カルマの法則によると、宇宙のすべては原因と結果によって相互に依存し合い、蜘蛛の巣のように関わり合っていると言われています。この自然の摂理が私たちに教えてくれているのは、私たちの一つ一つの行為はたとえ小さなものであっても、それは宇宙のすべてのことと繋がっていく大きな行為でもあるということだと思います。

それだけに、私たちの行為が、起きている現実に対して、サンスカーラによって歪められた認識で行っている行為なのか、それとも、現実をしっかりと見据えた真正面から向き合う行為なのか、その意図が問われるのです。

カルマについて④:心の反応からの解放」で触れたように、参加者の数が多いからいいとか、少ないからダメだといった評価をするのではなく、現実に起きていることは、「ヨガをしたくて来てくれている人がいる」ということです。そして、「参加者が安全に、安心してヨガの体験をする」という自分に課せられた仕事があるということです。そのことに心を込めて「ヨガクラスを指導する」ことです。参加者の今ある心身の状態を改善してあげようとか、治してあげようとか、または、喜んでもらおうといった結果に対する思いに反応せずに、与えられた自分の仕事(行為)に打ち込むことです。

これがカルマヨガ(行為のヨガ)というもので、それによって、私たちは、サンスカーラによる反応的な行為から自分を解放し、現実に対して真正面から対応していけるのです。

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