エッジ

エッジという言葉は、「端、境、端、へり、きわ、果て」という意味の英語ですが、ヨガをするものにとっては、肉体的にも心理的にもギリギリの切羽詰まったところや状況を意味します。日常でそのような瀬戸際のところに立たされると、たいていは五感が開き、意識が目覚めてくる体験をすると思います。左脳による思考回路よりも、もっと直感的な認識に頼るようになります。一瞬一瞬起きていることを、ダイレクトに体験するようになるので、ライブ感にあふれ生き生きとしてきます。

ヨガは、心(マインド)を静めることで、本来の自分に戻るプロセスです。ヨガでエッジを探求し、そこにとどまると、思考によって理解する代わりに、感覚的に感じる世界へ意識がシフトしていく傾向にあります。この仕組みを上手に利用したのが、ヨガのさまざまな行法なのだと思います。

このエッジをヨガのポーズをとっている時にどのように見つけていくかですが、大切なことは、体全身にプラーナ・エネルギーがみなぎり、十分に感覚が湧いてくるようにすることです。そのためには、ポーズの中で「きつ過ぎず、ゆるみ過ぎない」ところを探すことです。

きつ過ぎれば、緊張し過ぎて内面を感じる余裕はなくなり、ゆるみ過ぎれば、エネルギーが高まらず感覚も起きないからです。この領域を探る際に、クリパルヨガのツールであるマイクロムーブメントによって小刻みに体を動かすと分かりやすくなります。


◎エッジについてさらに深く知りたい方へ
・書籍『クリパルヨガ~ヨガの実践と人生へのガイド~』第4章をご覧ください。
・ちょこっとヨガ講座「カルマについて③:エッジ~自己変革

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